本日は、「擬音語と擬態語とポートレート撮影について」をテーマに前撮り写真を考えてみます。
さて、できる社会人は朝をうまく活用している。といった本や記事をよく見かけ憧れているのですが、二度寝好きのスタッフ伊藤としては、なかなか朝活が続かない日々を過ごしております。
今回のテーマについては、珍しく朝活読書をして気になったキーワード「きらきら」と「ぎらぎら」・「ぽかぽか」と「ほかほか」など濁点と半濁点がつくだけで、意味が少し変わったり、大きく変わったりする日本語の不思議から思いつきました。
朝活読書(著書『日本流』・著者:松岡正剛)
さて、「コトコト」「ゴトゴト」・「ふかふか」「ぷかぷか」「ぶかぶか」・「とんとん」「どんどん」・「こんこん」「ごんごん」・「ぽよぽよ」「ほよほよ」など、なんとなく意味がわかる擬音語や擬態語。
フォトグラファーは、「ワクワク」や「ニコニコ」「キラっとした」「ギラっとした」「ほよほよした感じ」などの擬音語等を、なぜだか伝えわるので…という成功体験からよく使います。
前撮り時、新郎新婦様に「口角をしっかり上げて、口開いてもいいですよ、お二人の顔を少し寄せて…」が「ニコニコ~」の一言ですんでしまう場合も多く、ほんと語彙力ないなと思いつつそういった言葉を使用しております。
他にも「ワクワクして撮影していきましょう」と声をかけると、自然と楽しい雰囲気になってくれたり、「キラッとした…」の一言で、目が輝いたりいたします。
擬音語などではありませんが、「坂本龍馬みたいに」や「いかつい顔をして」などイメージを伝えることで表情やポーズを誘導していくこともあります。
結婚の前撮りは、ほとんどのお客様にとって人生で一番写真を撮られる1日となるでしょう。
モデルさんであれば、勝手に表情やポーズをつけてくれますが、われわれ素人はなかなか難しいですよね。特に白無垢や色打掛などの和装前撮りは、はじめて着る形や重さに、動き方もよくわからない。
そんな前撮りでは、できるだけリラックスした素敵な表情が撮れるようさまざまな言葉を使ってまいります。
これから前撮りされる皆様。
フォトグラファーが、「きらきら~」などと言いましたら、このブログを思い出して笑ってもらえたら幸いです。
ちなみに、海外からのカップルにもたまに通じるから面白い(笑)